このレビューはネタバレを含みます▼
表題作、SNSで見かけてめちゃくちゃ気になってたので単行本嬉しいです。柊の態度から自分への好意に気づいてはいるが、異性愛者のため応えられない昌悟。柊の視線を独占していることに優越感を感じながら、応えられないのはしょうがないだろうと、わざと女の子たちと仲良い様を見せつけている。このことを後々柊や大樹に責められてましたが、漫画の描写だけだとそこまで言われるほどひどいことはしてないんじゃない?って感じました。柊は直接告白したわけでもないし、昌悟はわざと女の子とのことを見せつけていると言ってもモテる男の人の普通の日常って感じだったし。むしろ起こっていることだけを見れば、友達として心配しただけの昌悟に逆ギレして、突然友達を無視し始める柊のほうがひどくない?と思いました。気持ちは分かりますが。柊の気持ちに応える気がないくせに視線を独占して喜んでいる昌悟は一見ひどい人だけど、見方を変えれば、(自分でも気づいてないけど)好きな子の気を引きたいだけの小二男子って感じでかわいいです。くっついてしまえば昌悟はもう完璧にいい人!先輩カップルが出てきて相談したり交流したり、お互い好きなのにすれ違ってみたり、全部全部大好きな展開でした!エッチも良かった!どうしても気持ちが後ろ向きになっちゃう柊愛おしい!リーマン同士短編の方は、普段苦手な短編で久々にすごく楽しめました!短編ならではの展開で、後半あっと驚くシーンもあり、もう一度読み返したいお話でした。