さよならだったらよかった
」のレビュー

さよならだったらよかった

井波エン

切なく苦しい三角関係。

ネタバレ
2025年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 212ページ書き下ろしSSと電子特典1ページあり。小説家の卵圭吾は幼なじみの隆司に片思いを拗らせている。その鬱屈した思いを彼の弟朔にぶつけ…という話。くぁー切ない!!つらい!!圭吾の抱える心の闇を丸ごと包み込んでいるようで自らも苦しい選択をしてしまった朔も幸せで辛かっただろうな。離れれば忘れることが出来ると思ってるのは愚かだけど常套手段よね。圭吾が追いかけてきたところでもうダメだった。泣けて泣けて。朔の思いが成就して良かったー。大学の友人たちも理解ある子ばかりで良かった。絵が某先生の作画担当の方を彷彿とさせる上手さでため息ものでした。(某先生がBLを書いたらこんな感じなのかなって妄想が捗りましたありがとうございます)
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