午後の光線【分冊版】
」のレビュー

午後の光線【分冊版】

南寝

割引を使ったのが申し訳なくなるほど

ネタバレ
2025年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 淀井と村瀬、柿沼と飯田、マンガを読み終わったあと学生の登場人物の名前なんていつも覚えてないのに、自然と名前を覚えていました。自分がかつて何を欲しがっていたのか、思い出さないように自分で感情を鈍らせたような淀井。それを思い出させて形は違うけど与えて寄り添った村瀬を、黙って置いて行かなくちゃいけなかった淀井のさみしさ、二人の関係に一番の友達だから気がついた飯田、文句を言っても帰らない柿沼。
そして村瀬。村瀬の送る言葉は本当にもう‥
作者は本当に自分の片割れを亡くした体験がある人なのかな、とおもう程でした。
読んで良かった。
いいねしたユーザ10人
レビューをシェアしよう!