嵌められましたが、幸せになりました 傷物令嬢と陽だまりの魔導師 【連載版】
咲宮いろは/霜月零/一花夜
このレビューはネタバレを含みます▼
最後は二人が幸せになって良かった良かった。けど、随所にモヤモヤが残りすっきりしない…
まずはフィオーリがおバカな自己完結しすぎ人間。「人を疑わない純粋さ」と言えば聞こえはいいが(まぁここが主人公の美徳?)人を見る目がなく、起こった事に対して自己完結、なにも対処出来ない。世の中全て善人とでも思ってるのかな?疑う事をして初めて予防が出来るんだよ。そして家族まで役立たず。父親は何してる人?伯爵だよね?娘の悪評に何もせず放置?今までずっと?王命出されたら従うしかないけどその前に何か出来なかった?噂放置してる意味がわからない。
嫁いだ辺境伯邸での使用人の態度。どんな理由があろうが許したらダメでしょ。何かしらの処罰いるでしょ。「噂鵜呑みにして勘違いしてました。すみません。」で終わるモヤモヤよ。アドニスも(謝ってるから許してあげて~)的な雰囲気かまし、フィオーリも(わかってくれたらいいよ!)ってwww もうこの段階でフラストレーション溜まりまくってしまった。
2巻で断罪するけど、今まで溜まりまくったモヤモヤが晴れる断罪ではなかったな。結局、男爵令嬢は生きてるし、親の男爵籍も剥奪されず、公爵令嬢は婚約破棄だけ…いや、その他取り巻きは?人の人生狂わせてんだけど?自宅謹慎だけとか法律どうなってんの?フィオーリの実家にも賠償金とかいるでしょ?名誉毀損だぞ?元婚約者にも賠償金払わせろや!「信じなくてごめんなさい」だけとか幼稚園児か!?
(´Д`)ハァハァ………なんて溜まったフラストレーションは発散される事はないハッピーエンドだった
原作はどうなんかな?漫画の尺の辻褄合わせで描ききれなかったとかなら仕方ないよね。それだったら作者様は上手くまとめてくれてるとは思うけど。
因みにこの漫画作者様、私は大好きですよ
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