このレビューはネタバレを含みます▼
しに戻りからの復讐系(溺愛?)という、ジャンルとしてはありがちなお話なのだけど、漫画としての表現は割と激し目だと思います。
ラースは第一王女として生まれ、前世で家族からも国からも酷い・残虐な裏切られ方をして亡くなり、10年前に戻ってお話が始まります。そりゃ、復習したくもなるような酷いエピソード満載で特に家族(王族)がクズだらけ。
かつての敵国に嫁いで正妃となり、皇帝の愛人たちへの前世の捕虜時代の復讐(?)が始まった感じで2巻まで来ましたが。まだまだ伏線だらけという感じで続きが楽しみです。
暴君・ゼフォンとの仲は今世ではまだ始まりそう?という感じだけど、彼の存在は前世を思いだせば自分の周りにいた人の中ではマトモな人に思えるのでは。ゼフォン自身も暴君となったのは何か事情があったのかな?と思ったり。
残虐なシーンは絵がカラーで鮮やかなせいかインパクトがありますが、漫画としてはこの程度の内容は時々見かける気もします。個人的にはいつまでもそういう場面が脳裏に浮かぶというような感じではないです。それよりもインパクトのある絵でテンポよく進むお話の面白さが勝る印象です。