現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!
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現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!

田中清久/しば犬部隊/ひろせ

地球に魔法はなかった…?

ネタバレ
2025年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻目まで無料だったので、読んでみました。
地球上に突如現れたダンジョンの上級探索者だった主人公・遠山鳴人が仲間を庇って死んだ先で神の手により異世界に転移。目覚めた瞬間から獣人の奴隷扱いでスタートするも、早速バトルして偶然居合わせたリザードマンと逃走。その先で生きる事に意味を見出せず退屈していた竜界のトップに君臨する塔級冒険者である竜族の女に理不尽な要求を突きつけられるが、持ち前のスキルでこれを撃退。鳴人の存在を知らない現地人たちは竜が亡くなった驚愕と死んだ竜の復活祭に湧き、即時生き返った竜は鳴人の捕縛を命令するのだった…な1巻。俺レベとかのダンジョン生成パターンだと同時に人類は魔法が使えるようになるのだが、今回の地球はそれがなく生身と武器だけでモンスターと闘ってたんだろうか?(魔法の描写なかったので)だとしたら無謀でしかないけど、スキル引き継ぎと表示されてたからあったのか?回復薬は?そこら辺はリアルなのかファンタジー設定なのか説明なくふんわり終わった。で、転移先でもバトル先行で世界観の説明なく1巻終了。2巻目以降で分かるのか?獣人が人族と亜人を奴隷にしている背景とか、竜族は崇められているのに傍流の亜人は蔑まれているとか、退屈凌ぎに理不尽な要求突き付けても問題ない蛮行が許されるほど世界の竜界がヒエラルキー上位にいるのかとか、色々教えてください!主人公が情に厚いが敵には無情で非情で軽薄そうな表情もまた良かった。助けた心根の優しいリザードマンと仲間になってパン屋やってほしい。追っ手が来るから無理だろうけど。え、逃亡生活始まるのか、それともサクッと捕まるのかどっちちなんだ…?続きが気になりました。
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