このレビューはネタバレを含みます▼
森田先生の描くお話はルーキーズくらいしか知らなかったけど、ホラーもすごい面白かった。タイトルも。全然わからなかった。
また中世ヨーロッパの「鍋責め」を先生の作品で拝読できるとは思ってなかったからある種感動。
それとクロスボウでやるはずだった人間が生き残ったけどそれはいいのか?という疑問。
命を落としてもなお山内を守った佐伯の姿に泣きそうになった。たとえ肉親を手にかけても守ると決めていた、その意志の強さと流した涙が悲しい。
それと作中に出てくる物書きの先生、結局そうだったんだ…なんか残念だけど逞しいすね。この作家先生が作中のどのキャラクターより、かなり生々しく感じた。あそこに行くまでのスピンオフ作品あったら見てみたい。
先生のホラー作品、もっと見たいと思った。