家に帰るといつもくっころが居る【単話版】
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家に帰るといつもくっころが居る【単話版】

マイケル

聖剣は2人を繋ぐ絆?

ネタバレ
2025年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ コメディに対して真面目な考察するのもおかしいかもなんだけど…ムルグスティンって本当にレイに取り込まれたのかな?
いくらなんでも神の力の依代である聖剣が、桁外れとはいえ、霊力が強いだけの人間に取り込まれて抜けなくなるか?
自らの意思でレイの中に収まってるのではないだろうか?
というのも、レイと一緒に生活するおかげで、マルさんは生前では考えられなかった人生を謳歌できてる。
バイトをして、カラオケして、カードバトルして…欲しいものを買って…魔法のようなお風呂に入ってとても充実してると思う。
生前、鍛錬と戦いに明け暮れ、悲劇的な最期をとげたマルさんの魂を救う道をムルグスティンは選んだのではないだろうか…。
なぜなら本来の力はとてもゲンダイニッポンにはそぐわないほどの破壊力と能力、これを行使したらタダでは済まない。
突き刺さった瞬間にレイの本質を理解し、この者なら主を救えると判断し、あえてレイの胸に収まり、本来の力を封印した…と考えてしまう。
まぁ、なんでこんな事考えるのかと言うと、マルさんの国と敵対してた勢力の力も、ムルグスティンの力も、お互いにとても凶悪で聖なるものには見えず…この作者様は勝った方が善神、負けた方は邪神や悪魔に貶められる…という本質をちゃんと描いてるように見えたので。
マルさんが食らった神の裁き、どう見ても凶悪な呪いだもん笑
かなり深い練り込みでこの物語は作られてるように見えてしまったためです。
続きがとても楽しみなのでマイケル先生頑張ってくださいね!
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