生活魔法使いの下剋上
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生活魔法使いの下剋上

保志レンジ/月汰元/himesuz

ミノフスキー粒子???なD粒子

ネタバレ
2025年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても面白くて続きが楽しみです。
いわゆるハズレスキルものでしょうか、最弱と認識されていた系統の魔法「生活魔法」の可能性を見出し、上手に使って、運の良さもあって地道に強くなり最強を目指す(まだそこまで行ってない)感じです。
最初は不遇でお情けで雇ってもらっていた学校の雑用係(校務員的な)の仕事を首になったりもしますが、強くなり始めていたのでむしろ良いチャンスと冒険者デビュー、また学校にいる間に知り合った生徒や先生に生活魔法を教えたことで縁ができ生活魔法の輪みたいなのが広がってゆく様子もとても良いです。
ゲームが好きなので、スキルを工夫して使う様子やレアアイテムゲットなどのシーンには心が躍ります。
世界設定で重要なのが、すべてのデジタル機能(スマホとかコンピュータとか)を使えなくし、代わりにダンジョンやモンスターや魔法を現実のものとした「D粒子」です。 ミノフスキー粒子(機動戦士ガンダム)以上の不思議粒子ではないでしょうか。 アナログの電話やテレビや自動車などは使えているというと昭和前半ぐらいの文明でしょうか? 生活魔法はそのD粒子を操作するものということで、最終的には世界の秘密とか何かすごいことに関わってきそうなワクワク感ですね!
熊の耳が伸びたみたいな魔物がいて、お前熊か兎かどっちなんだよ!とツッコミたい感じで面白かったです。
・・・小説とコミックで主人公の顔が全然違います。 小説の方は少女漫画のイケメン的な感じでしょうか? コミックの方は少年漫画っぽい少しワイルドな感じだと思いました。
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