おもしろかったです!





2025年3月1日
ワンダーフォーゲルというのは「自然に親しみながら心身を鍛錬し、語り合うことを目的とした青年活動」のことなんだそうですが…
まさにこの作品はしろう×ゆうちゃん、稜×イブさんの4人でワンダーフォーゲルしているような内容でした。
先人のレビューにある通り続編『センスオブワンダー』にて霧に包まれた何もかもがすっかり明らかになるのですが、リアルタイムで読んでいた方々はよくぞ後発が出るまでの数年間このモヤモヤに耐えられたよなあ…と感心してしまうほど『ワンダーフォーゲル』単体だけでは本当にわけがわからない。それでも、ひたすら伏線だけが張り巡らされるのみでエチもほぼないというのに評価が低くないのは、読ませるうまさがあるからだし何よりキャラが魅力的だしセリフ回しも面白いからなのでしょう。事実わたしもみえない友達の正体を知りたかったり、傾国顔のイブさんとどう見てもおっさんなマリさんの魅力を頼りに読み進めていたところがありますからね…
まとめますと、まず、しろう×ゆうちゃん(このカップルはキスのみ描写)の奇怪な過去から話が広がっていき、『センスオブワンダー』では稜×イブさんをメインに謎がどんどん解決→稜イブのゴタゴタと恋愛(こちらはイチャラブエチあり)に話が推移していく感じです。
そもそも医者だったゆうちゃんのおじいちゃんが催眠療法を使ったりで余計なことをしなければみんなの記憶(主観でしか覚えていない)もこんなに絡まなかったんじゃないかと思うのだけれど、話をここまで面白くし、個性も生い立ちもバラバラな4人を結びつけたファンタジスタもまた、そんなじいちゃんなのだという皮肉。
まさにこの作品はしろう×ゆうちゃん、稜×イブさんの4人でワンダーフォーゲルしているような内容でした。
先人のレビューにある通り続編『センスオブワンダー』にて霧に包まれた何もかもがすっかり明らかになるのですが、リアルタイムで読んでいた方々はよくぞ後発が出るまでの数年間このモヤモヤに耐えられたよなあ…と感心してしまうほど『ワンダーフォーゲル』単体だけでは本当にわけがわからない。それでも、ひたすら伏線だけが張り巡らされるのみでエチもほぼないというのに評価が低くないのは、読ませるうまさがあるからだし何よりキャラが魅力的だしセリフ回しも面白いからなのでしょう。事実わたしもみえない友達の正体を知りたかったり、傾国顔のイブさんとどう見てもおっさんなマリさんの魅力を頼りに読み進めていたところがありますからね…
まとめますと、まず、しろう×ゆうちゃん(このカップルはキスのみ描写)の奇怪な過去から話が広がっていき、『センスオブワンダー』では稜×イブさんをメインに謎がどんどん解決→稜イブのゴタゴタと恋愛(こちらはイチャラブエチあり)に話が推移していく感じです。
そもそも医者だったゆうちゃんのおじいちゃんが催眠療法を使ったりで余計なことをしなければみんなの記憶(主観でしか覚えていない)もこんなに絡まなかったんじゃないかと思うのだけれど、話をここまで面白くし、個性も生い立ちもバラバラな4人を結びつけたファンタジスタもまた、そんなじいちゃんなのだという皮肉。

いいねしたユーザ2人