風街のふたり
」のレビュー

風街のふたり

カシワイ

作品全体の雰囲気好きです

ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ さぁ…もう寝るかと思いつつ始まった恒例のシーモア徘徊中に見つけた作品。
しかも1巻まるまる無料→勿論読む→読了→そしてもう寝るはずなのになぜかレビュー。
こんな素敵な作品なのになぜレビューがないのだろうと思う作品に出会うことがあります。
朝焼け、細い路地、坂の多い街並み、真っ赤なりんごを縁に少女と知り合う(多分それなりの人生経験を積んでいる)主人公。
そして少女と過ごす時間に重ねるように回想されていく若かかりし主人公自身。
想いに耽るような、ちょっと寂寥感?を漂わせながら(この言葉にならない雰囲気も好き)少女と過ごす主人公の心の変化も……2巻に続く!!!
フルカラーで描かれた作品全体の色合い、街並み、物語の雰囲気、好みの作品なので2巻も読みます。
『2巻読了後追記』1巻176頁 2巻168頁
人生はなんて儚く短いのだろうと感じたお話でした。
思い出を振り返る主人公、その主人公に共鳴するように主人公の思い出に溶け込む少女。
最後はちょっと切ない余韻に酔いしれました。
2巻の方がよかった。何度も読み返したくなる作品です。
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