悪役令嬢は、既に死んでいた。
」のレビュー

悪役令嬢は、既に死んでいた。

藍銅紅/楠木ひかる

典型的なざまあ系

ネタバレ
2025年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性格悪い女とアホな男が出てきてヒロインに不遇を強いるけど、実は重要な存在だったから後々そいつら含め周りの取り巻きは痛い目を見る…という鉄板というか形式美に則った典型的なざまあ系。
1話完結の短編だからぐだぐだした引き伸ばしがなく読みやすくはあった。

ただ世界観の説明がなく、後半になって急に魔物とかいう共通敵が出てきたり、またヒロイン一族は実は国防に重要(魔法的な意味で)かつ、王族よりも高貴な存在…みたいな設定が生えてきてツッコミどころは多い。
あと王様と仲がいい、みたいなわかりやすい言葉を所々で選んでいるのはわざとなのかな?懇意にしているとか別の言い回しの方が、貴族としてふさわしいというか格好つくのに。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!