モブ用心棒のはずですが、年下帝国外交官(アイドル)様の執着(溺愛)に翻弄されています【単話版】
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モブ用心棒のはずですが、年下帝国外交官(アイドル)様の執着(溺愛)に翻弄されています【単話版】

矢後ゆう/昆野うみ

人たらしの帝国の至宝に魅入られて

ネタバレ
2025年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「女」凄腕用心棒にピコン、「演奏家」兼外交官の「演奏家」にピコン、主従恋愛にピコン、と私のアンテナに触れまくりの大好きな作品です。外交官にアイドルと振られているルビも、まんまその通りで嵌りました。帝国外交官ルーカス・ベルは観衆を前にして「同じ空の下に生きている限りわかり合えると信じている だから僕の国も愛してほしい」ぶち上げる。23歳という若さでありながら、あらゆる楽器を弾きこなし肉声でも魅了する。メイク担当補佐官のデレクをはじめ下の立場のものにも隔てなく優しい気さくな性格は、周囲のものを骨抜きにして崇拝的な気持ちを抱かせる。外交相手のかなり年上の老嬢たちや女王陛下までもその話術でメロメロにさせ、門外不出の技術まで手中にする。ところがルーカスは、用心棒のライラと二人になると態度が豹変する。ライラだけは、ルーカスが生粋のクズだということを身に染みて知っていた。セクスの意味すらしらなかったライラは、夜ごとルーカスに彼の性欲処理をさせられ、敏感なところを開発されていいきじらされていた。故国に戻りかつての仲間にこのまま逃げるよう勧められるがライラは……。
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