令嬢は花籠に囚われる
」のレビュー

令嬢は花籠に囚われる

朝海まひる/犀川夏生

物語に入り込みにくい。

ネタバレ
2014年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 娼館という舞台に惹かれて購入しましたが、読んで後悔。

両親が亡くなり、叔父に財産を奪われてしまった、主人公のお嬢様。
その、世間知らずぶりや、周囲の人に対する見下しぶりにイライラが続き、好感を持てませんでした。

相手の男性は、主人公と出会ったときから、ずっと彼女を守るために生きてきたとありましたが、明確に彼女を守るためにこのようなことをして…というエピソードはなく、ただ遠くから見ていて、そんな気でいたという感じにしか取れず…説得力が足りない……


作者さんの初めての作品とあとがきにありましたが、描写や表現が薄くて、物語に全く入り込めませんでした(-_-;)
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