このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロインの幼馴染の厄介さとウザさが妙にリアルで嫌すぎて、序盤はちょっと読みづらくて挫けそうになったのですが、乗り越えて読み続けていったらだんだん楽しくなっていったので、投げ出さなくてよかったと思いました😝
精霊の「愛し子」であるヒロインと彼女のためなら何をしでかすのかわからない精霊たちの危うい関係にクスッとさせられ、厳しいようでいて優しく温かいチェルシーさんとのやり取りにホッコリさせられ、誤解がとけたコタロウのヒロイン愛にキュンとしたりしながらファンタジーの世界にどんどんいざなわれていきましたよ。そこからさらにヒロインの世界が広がり、白猫として竜王国の客人として迎え入れられる展開もワクワク感があって好きだな〜。猫バージョンのヒロインも可愛らしく、 竜王様とのこれからの関係が気になります🤔
それにしてもタイトルに 「復讐を誓った」とあるので、もっとドロドロした展開なのかとビクビクしていましたがヒロインの想像する「復讐」は他愛のないものだったのでホッとしました😌
でもその「泣かせて土下座させ、1列に並べてグーパンチして、更に回し蹴りと踵落としをして、てっぺんの毛を剃って落ち武者ヘアーにして街を練り歩かせる」という「復讐」がなかなかユニークだったので、なされないだろうとは思うもののちょっぴり見てみたい気持ちも否めません😝