6巻にして未だ謎だらけ。

ネタバレ

2025年3月15日

このレビューはネタバレを含みます▼ 既刊全て読んで。未だに謎。謎だけなんですよ。
頭をぶつけた瞬間に前世の記憶を取り戻し、というか。それまでの記憶が無い状態のレーネは、チートな兄・ユリウスにやたらと執着される。ツンデレの兄ユリウスの願い（狙い？）は何か。レーネはユリウスを実の兄だと信じているが、実際はそうでは無さそう。という説明が今のところ全く無いまま物語は進んで行く。後妻の連れ子であろう継妹のジェニーはユリウスがレーネを気にかけているのが気に入らない。ここがよく憶えていない乙女ゲームの世界だと知ったレーネの中の人は、攻略対象らしき人に当たって砕けろ作戦に出るものの、特に結果は出せず。恋愛的な意味でも進んでは居ない。が、王子ともやんわり友人になりつつあり。王子の側近の吉田とも友人になって行く。吉田がいい！レビュアーさん達にも人気だ。ただユリウス在る限り、吉田ルートは無いのだと知らされたも同然で、読者の1人としてはとても残念。他にも同級生や実はイケメンだった地味男にも好かれまくり、バッドエンドは回避出来そうなんだけど、6巻を経ても何も分からないままなのだ。レーネが努力の末に最低ランクを抜けて、友人を沢山作り、わちゃわちゃと青春を謳歌する過程を楽しむ。それだけの物語なのかなぁ、とそろそろ焦れて来ました。絵は麗しくイケメンパラダイス！なんだけど。ユリウスはSランクの魔法師。このままランクを落とさず、レーネとジェニーのどちらかと結婚して家督を継ぐのが使命の養子なんだろうなぁ、とは思うけど。それが解明するのは何巻後なんだろう。

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kuma さん

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