籠のなかの竜聖女 ―虐げられた伯爵令嬢は、今日も溺愛されています―
氷室亮/屋月トム伽
このレビューはネタバレを含みます▼
さも美談のような物語の描き方だけど、要するに竜の最後の花嫁としての自覚と共に最後の時まで一緒にと思っていたくせに追い出されて他の男に優しくされて絆された挙句竜の秘密をポロッと簡単に話して大事な竜より最終的に新しい男を選んだんだよね?
なんか竜が可哀想としか思わなかった。
ヒロインは浮気した女でヒーローは誘惑した間男にしか思えない不思議。
こんなあからさまにちょっとと思う物語の構成も久しぶりでした。
美談として描きたいならちょっと物語の動きが焦りすぎだと思うのは私だけなのかしら?
まぁ訴えたい内容は理解はできますが、好き嫌いは分かれる作品ではないでしょうか。
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