午後の光線
」のレビュー

午後の光線

南寝

この作品に出会えてよかった

ネタバレ
2025年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告で絵柄と好みのBLの気配に惹かれて即購入しました。

BL描写も個人的には大変生々しくて初々しくて大満足どころかド好みすぎてそれだけでも読み応えがあったのですが、そこを抜きにしても本当に買ってよかったと心底思います。

読み終わるあたりでは、鼻の奥がツンとして気持ちの良い涙が溢れました。
村瀬と淀井のあたたかいやりとりと、登場する人たち一人一人の優しさ、柔らかいタッチで描かれるテンポの良い世界観が心地よくて、読んでいる間の時間が幸せでたまりませんでした。
作品のページ数は約300で、普段読んでいる漫画より多いのですが、読みながらずっと終わらないでほしいと切に願ってしまいました。
読後の満足感は半端じゃないです。
1人の時間にゆっくり読めてよかったと心から思います。

ただ全く心の整理がついていません。
この作品でないと得られない感情が確かにあると思います。これからは人生で一度は読むべき本にこの作品を挙げていきたいです。

何も見ないで読んでほしい気持ちが強いので一応ネタバレありで投稿させていただきます。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!