余命宣告からはじまる婚約者様との最期の一年
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余命宣告からはじまる婚約者様との最期の一年

八橋はち/海野はな

思ったより

ネタバレ
2025年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルからとても悲しい話だと思って読むのを躊躇していましたが、レビューを読んでハッピーエンドということを知ったので購入しました。絵がとても綺麗で婚約者様の見た目もかっこよく、良い話でしたが思ったほどの大感動はありませんでした。泣けるところもありましたが、少ないページ数におさめるためか、サラッとあっさり流れていく印象でした。婚約者様は素直じゃなく“自分の名誉のために一緒に過ごす”という感じで言ったので、あそこは本心を伝えてあげたほうがそのあとの一年をもっと幸せに感じただろうし、読んでるほうもキュンキュンできたのでは?と思います。婚約者様が“なぜ俺の言うことを信じない?”みたいに言うところがありますが、最初に“自分の名誉のため”みたいなこと言った人を信じられるわけない。とはいえ、主人公もいつまでも何回もユリアナ様のことを持ち出し過ぎ。二人で楽しく過ごした日々がダイジェストになっちゃってるのも大感動を味わえない要因かもと思います。
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