とんでもない怪作





2025年3月24日
世界滅亡後の世界を描く、ディストピア作品。滅亡を予見し、人類を保存するためのプロジェクトが秘密裏に進められ、生き残った者たちの奮闘と葛藤を描く。物語が多層的に描かれ、細い糸で紡がれるように繋がったり解けたり。さまざまな視点が切り替わり、伏線が次第に明らかになり。ストーリーはもちろん面白いけれど、極限状態で人はどう生きるのか、自分ならどう振る舞うのか、それを突きつけられる物語だと思いました。登場人物たちの多様な価値観や生き方に、共感したり疑問を持ったり、揺さぶられる物語でした。

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Katuo さん
(女性/30代) 総レビュー数:1件