異世界召喚されたら、勇者じゃなくてオメガになりました
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異世界召喚されたら、勇者じゃなくてオメガになりました

鹿能リコ/上條ロロ

異世界召喚ものとして読んでも面白い

ネタバレ
2025年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ セカンドシーズンまで読了。全体的にはとても面白かったです!

ただ最初の巻はラスト近くまで甘々にならない(両想い自覚してもあまり甘々じゃない…)のと、攻めのブライアンが既に結婚していて(妃に愛はないっぽいですが)子供も二人おり、セカンドシーズン終了時点では番にもなっていないため、溺愛好きな私にはラブが足りず少し不完全燃焼だったのでBLとしての部分は個人的には☆3かな?

文章が男性向けの異世界もののようで、人物の心の揺れ動きの描写よりも展開主体なので、恋愛ものというより政治・開拓・料理チート系の異世界転移ものっぽく感じました。
でもお話自体はすごく面白いです。
特にケイスケが過去の大賢者シアンの手記を読んで過去にあった出来事(かなり悲惨で過去の王様ルオークには何らかのざまあが欲しいくらい)を知る部分は、ワクワクしたし、早く全部読んじゃって~っと思うほど面白かったです。

話はセカンドシーズンの方が起伏があって面白かった。
ケイが王妃になれそうな布石も出来たし、妃とも離婚出来るかも?って感じで先行き明るそう。サードシーズンもありそうなので、そこで完結まで読めたら嬉しいです。

ただオメガバらしくヒートによる身体の関係はすぐにできるものの、ケイスケと王様の心の触れあいというか、お互いに惹かれあう描写があまりなくて、本当にお互い体の具合がいいからやってる、みたいな感じがちょっと…?
ただでさえ、王様には愛は無いにしても妃とお子が二人もいて、その辺りにもモヤモヤして……
セカンドシーズンでは最初からお互い好き合ってる描写はたくさん出て来るんですが、ブライアンがオメガとしてだけではなく、ケイに癒しや喜びを与えてもらえてるから惹かれているところは結構書かれているのに、ケイがブライアンの事を見た目や匂い、体がいい以外、アルファとしての部分以外に惹かれている描写がほぼないので、極上のアルファだから惹かれてるだけにしか見えず、そこが少し物足りませんでした?

ただ、それ以外の部分は最初に書いたように政治ものとして読んでも楽しめるくらいで、面白かったです。
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