修羅場のワンサイドラブ
」のレビュー

修羅場のワンサイドラブ

藤倉レモン

6話まで読了。

ネタバレ
2025年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がめちゃめちゃ上手くて丁寧で圧倒されるレベル。漫画の魅せ方や構成も上手い。攻めが雄くさくて見た目はかっこいいと思うんですけど、中身が昭和の悪い因習から抜けきれていない男…。受けも受けで昭和から抜けきれていない女…。という印象がチラついてしまう。攻めが告白もすることなくちっすだのおさわりだのしてるの、フツーにセクハラていうかレェプじゃん?ていう。そこに罪の意識覚えてない時点で人間として無理感と拒否感が強い。受けもセクハラだぞ、て言うてるのに攻めは聞いてないし、受け自身も流されてるし。後に告白して距離とられることを攻めが悩んでるけど、その前に人として反省するとこあるだろ!!の気持ちが強くて。漫画家さんに限らず、社会に一切出ないままクリエイターとして成功しちゃうと、こういう人間になりがち。顔が良くなかったら、めちゃめちゃ叩かれて大人になるのに。顔の良さありきで許容されてて欠点に改善の傾向が見られないの、どうにも気になってしまう。恋愛とスケベメインのBLで人間性を申すのも野暮かとは思うけども。でも、作家さんの技量が素晴らしいのと将来性には期待できる。作家さんの地力が素晴らしいです。倫理観が私と合わないだけ。
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