このレビューはネタバレを含みます▼
「スイ先輩が、ゲイでよかったって思ってしまうんです。スイ先輩の恋愛対象になれたことに感謝してしまうんです。」
1巻のこの台詞が、衝撃的すぎて忘れられませんでした。
新刊が発売早速購入。
早く読みたい気持ちを抑え、仕事帰りの帰りの電車で一読。
涙が止まりませんでした。
台詞はもちろんですが、特にスイ先輩、春虎くんの表情が
とても温かくて。
悲しんでる表情をしているときは、こちらも胸が苦しくて一緒に涙し
嬉しくて口角が上がるのを抑えてるときは
わたしが代わりに口角を上げていました。
結局は読めば分かる、読まぬと分からぬです。
BLのジャンルに未挑戦の方に
ぜひ最初に選んで欲しい、そんな一冊ではないかと思います。