押しかけお狐様

お狐様のお姿が貴すぎて儚いものに感じてしまっていたけど、蓋を開ければ存在感がとんでもなくてありがたい気持ちになりました。
人外というか、およそ神様？のお狐様の三珠さん、人間大好きゆえに家事炊事完璧な嫁！長命なのと神様方の世界では優秀だっただけに言葉や振る舞いに美しさと余裕が感じられて素敵すぎるのに、尻尾もっふもふだったり子どもみたいないじけ方したりとんでもねぇギャップでギュンギュンさせてきよる…ッ！！
そんなの社畜で疲れ果てた暦くんに響かないわけない！
展開的にはさくさく進んでたけど、読んでる時は楽しくて幸せで癒やされて満足感がすごいです。
この1冊で謎や伏線も回収されて、思い残すことはないと見せかけてあります。暦くんの友人に結婚式で歌ってもらわなきゃ…………。