このレビューはネタバレを含みます▼
恋愛?と思いきや
わりとがっつりとした政治が絡む。革命や失脚などがメインに話が進んでいく
そして争いの中心となるのは欲に支配された醜い者たち…
愚かな男たちはもちろん怖いんだけど、自分の事しか愛せない欲深い女達が一番こえーよ。一番怖いのがヒロインの母親ってところが、なんとも切ない。最後は…実の母を手に掛ける事になるんだろうか。母親があまりに毒親過ぎて見てられない。兄弟たち、父親の血を受け継いでるな〜って子が多くて本当に良かったね。個人的には長女のローズが政略結婚してるのにガチで旦那Loveっぽいところが好きすぎる。でも、ローズもどうしても抗えない、母の血が流れている感じがちらほら見える…なんか全てが切ない。
そんな中、純粋で真っすぐな恋愛も絡み…
なんか、こんなに幅広くバランス良くお話が書けるなんて、凄いな…と。感心感激。多分、あまりの規模感にちょっと諦めた要素もあるのかなと思った(ローガンがヒロインを狙ってる風だったのが、気付いたら呆気なく諦めてるw)
かなりの規模感になりそうなお話で、この先長いのだろうなと思うけど、1回の更新分をあっという間に読み切ってしまうので、何話か貯めてから読むのが好きです(じゃないと話の流れがわからなくなってしまう所もあり)
革命軍のアラガンも今後問題起こしそうだし、クレアの片思いも先が長そうだし。
一番推しているのは、ケネスの妹ちゃんとテオ息子レオンくんも頑張ってほしい。レオンくんは絶対良い子だし、それをケネス妹ちゃんは見抜いてそうよね。でもテオと王家は敵対しちゃったし、禁断の愛みたいになっちゃうのかなー。それを乗り越えるストーリーも見たいような…とにかく色々まだまだありそうだねって感じ。