こころの笑顔が突き刺さる

ネタバレ

2025年4月8日

このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は何となく読んでました。健気な悪魔の女の子と、大学生の青年の物語として。絵も綺麗だし、面白いな〜2人ハヨくっつけ〜とか思ってました。こころちゃんの過去と今までの行動原理とその結末で、ボロッボロに泣きました。いや、この作者さん子供描くの上手いな〜頑張って笑おうとする子供のぷるぷるした笑顔とか表現力あるな〜と思っていたんですけど、その表現力で全力で健気な子供が何も分からぬままに翻弄されて命を落としていく過程、そして悪魔へ変えられてからの無邪気さ、諸々が相まって、最後のこころちゃんのカラーに入る前にボロボロになり、キラキラのカラーを見ながら「これは、これは卑怯でしょ、こんなの…(号泣)」となって前が見えませんでした。何なんですか、辛いのに、こころちゃんの笑顔が突き刺さって棘が抜けませんよ。こころちゃんを酷い目に合わせてシャーシャーとしてる親たちこそ地獄に落ちろと思いましたよ。最終的には、主人公が約束守って幸せな家庭にこころちゃんを呼んでくれるよね！と納得しましたが。とりあえず、4巻まで読んでください。卑怯でしょって思うくらい泣けます(笑)

違反を報告する

いいねしたユーザ1人

ニースさん

(女性/－) 総レビュー数：449件

レビューをシェアしよう！