引きこもり令嬢は皇妃になんてなりたくない!~強面皇帝の溺愛が駄々漏れで困ります~
百門一新/双葉はづき
このレビューはネタバレを含みます▼
漫画で試し読みをして、面白そうだったので、小説番があることを知ったので購入しました。
少し文章がわかりづらいので、引き込まれる感じがしません。ヒロインのバックグランドや、なぜ嫁ぐことになったのかなどの理由も、読み始めるたびにいちいち思い出さないと分からないほど、話に引き込まれませんでした。魔法が使えなくても国で一番強い騎士団の一番偉い父と爆イケメンで騎士師団の師団長の兄二人に溺愛されるヒロイン、皇帝に一目惚れされてたヒロイン、実はすごい魔法を使える魔法使いで、無意識に覚醒するとか、ご都合主義が過ぎてヒロインを持ち上げ過ぎてて嫌になりました。百門一新先生の作品なので期待して購入したのですが、確実に小学校高学年から中学生向けだと思いました。
ファンタジーが幼稚すぎて、皇帝の号令も格好がつかない感じで臨場感もなく、設定の掘り下げ不足なのか魔法の素晴らしさも伝わってきませんでした。
心の声がダダ漏れなお話は過去に作品読んだのですが、そちらの方がテンポよく、ヒロインの照れとか、ヒーローの溺愛度がもっと伝わってきて良かったので、今回も全巻一気に買ってしまいましたが、最初の一冊だけで良かったです。勿体無いので読んでますが、とにかく一々この皇妃の何がすごいのか無理やり過ぎて、まだ先を読まないといけないと思うと辛いです。4巻が出るようで、そんなに愛読者がいるのかと驚きました。中高生ならキュンキュンするかもしれないので、どんなにラノベが好きでも、大人向けではないです。小学校高学年から中学生には、とてもお勧めな作品です。
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