悪役令嬢は暗殺者を誘惑する[ばら売り]
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悪役令嬢は暗殺者を誘惑する[ばら売り]

せんりょう静/マチバリ

色っぽくてエロい(のに不快にならない)

ネタバレ
2025年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵師つながりで読み始めました。
今月でラスト、おつかれさまでした。
(まだ単行本作業が残っていますが)

先を知りたくて原作も読んでいました。
せんりょう静さんだから最後まで読み切れたと思います。
下手な絵師ではここまで色っぽくなかった。
ううん、シリアスと艶の"切り替え"が上手くいかなかったでしょう。
(そんな作品を数冊読んだことがあり、途中で購入をやめました)

作品自体は、母親の死をきっかけに前世の記憶を思い出した主人公。
よくある「この世界は乙女ゲーで私は悪役令嬢」というのではなく、前世を思い出しただけ。
そして前世の記憶をつかって「悪役令嬢のように望みのまま生きる」。

43話で兄の恋人ルミールが前世と乙女ゲーの記憶を持っていることが判明するし、ヴェラルデの協力者ウルドの恋人サリヴィアも同じく記憶もちだと判明。
ただ記憶もちの2人は対照的で、ゲームの知識を使って気に入られたルミールは湯水のように公爵家の金を使わせて「もっともっと」と高望みする。
彼女を「ここはゲームではない」と頬を叩いて叱るのがサリヴィア。
ルミールも反省して生き方を見直したけど、三者三様な生き方で決着。

原作で楽しみにしてた番外編2話をもって完結
「あーあ、終わっちゃった」というのが本音。

一緒にヴェラルデとノインを追いかけてきた皆さん、おつかれさまでした。
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