このレビューはネタバレを含みます▼
2025.4現在web原作が読めるのでちょいちょい読みながら漫画も最新2巻読みました。
他の人のレビューにもあるように「気づかないのはおかしい」部分は確かにあるし、だいぶ説明省かれてるところはあるだろうけど、説明書きばかりのコミカライズもなかなか読むのに疲れるので想像力で補完して読む話として割り切ることにしました(笑)。
よくよく考えればツッコミどころしかないけどざっくり言えば、優秀すぎる人(王様)の子が3人とも甘やかされてなのか卑屈になってなのかカスになる例は歴史を見てもわりとあり得ることなので、王族に男子3人兄弟もれなくアホが産まれたのが不幸の始まりでしょうかね?
第2王子は優秀だからずっと国外で外交担ってるとしたら姪っ子気にかける余裕はないんだろうで長子と末子2人アホすぎってことで。そのアホの嫁さん3人とも無関心・嫉妬で殺人未遂・親バカすぎ、とこれも揃ってアホ揃い。(2巻7P見るとイディアなんか護衛騎士と不倫してる現場のコマあるし。)そうなるにはそれぞれ複雑な事情があるんでしょうが読み手としては端折ってくれたほうが多分いいくらい胸糞悪い諸々があると思うので、姫視点メインだけで充分だと思います。
2巻の王配の話ではイケメンヒーロー2人ともヒロインに負けない悲しい背景があって、傷舐め合うというよりは3人とも寄り添うのが1番だと思わせてくれる内容でした。これを単なる逆ハーレムだと思う人は読まなくていい。ヒロインは前世とはいえ、国のため、誰かのために独り犠牲になって何十年も寂しさと孤独と闘ってきたんだから、2人や3人寄り添う相手がいたっていいと思いました。やっと次の楽しい人生に願いをこめて転生して早々両親に恵まれてないのだし、自分で選べるパートナーくらい大事にしてくれる、共感できる相手が沢山いていい!
3人目が首席のカレになるのか気になるところだけど、ヒロインの生母の国が変に絡んできそうでハラハラします。前世の魔女時代の話もこれから絡んでくるのかな?
楽しみです。