涯外殻の番人
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涯外殻の番人

星野リリィ

呪いなのに美しい…

ネタバレ
2025年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻完結のお話だからか、アップテンポにお話が進んでしまうのがもったいないと思うほどに好きなお話でした。
さすがにアシュアスとデュラントのことは少し掘り下げて下さっていたけれど、シシハ達のことも知りたかったし、呪いが具現化したものをボコボコにしたところも見てみたかったです。

先生のお話は二次創作のほうでしか読んだことがなかったのですが、その時から絵は大前提としてコマ割りの仕方や表情の描き方が本当に好きで、オリジナルの話でもこれでもかと見ることが出来てとても幸せな時間が得られました。

もっと読みたい、続きがあればいいのに!続きがなくて残念すぎるから!と☆を1つ減点させてもらいましたが、続きが読めることがあればすぐにでも☆5をつけたいところです。

2人のえっちなシーンがないのが残念と言えば残念なんですが、明らか事後だとわかるシーンもあるし、師匠には触れられるのすらダメだったのにアシュアスが触れるのは最初から大丈夫だったよね、とニヤニヤしてニコニコしてしまうので私の中では問題なかったです。

あとタイトルでも書きましたが、呪いの紋様が呪いなのに綺麗で、それに覆われていくアシュアスもさらに美しくなって、呪いなのに!ちょっといい!!なんて思ってしまいました…ごめんなさい。

またいつか先生のオリジナルのBLが読めるのを楽しみにしています!
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