素晴らしかった！

ネタバレ

2025年4月20日

このレビューはネタバレを含みます▼ 何度も繰り返し読んでしまいます。事情抱え、弟のために契約結婚するしかなく、最後の思い出にとヒロインの亡き父母が出会い、恋をしたイタリアを旅行する。ヒーローに2度偶然助けてもらい、3度目の再会はヒーローからヒロインにプロポーズします。たった2度、ただ会って話をし、一緒に時間を過ごしただけ。好きになる理由は何だと自問するも、ヒーローは「理屈じゃない、好きだと確信した」と。
ヒーローを想うヒロインも可愛く、健気です。最後のイタリアでの時間から一転、日本に帰ってからは2人のつらい時間が描かれます。どんなに拒絶されてもヒロインを忘れられないヒーローの苦悩が愛の深さを感じます。ヒロインも弟のためにとはいえ、自分に対しひどい扱いをした祖父に毅然とした態度をとる姿が勇ましくも、健気です。ヒーローがすべてを知ったあとの２人が幸せで本当によかった。
2人の深い愛が感じられる１冊です。本当におすすめです！

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chimney さん

(女性/30代) 総レビュー数：375件

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