このレビューはネタバレを含みます▼
時緒と一歩のゆっくりとした歩みを描いています。
ゆっくりだけど、それは「つまらない」とか「遅い」とかじゃない。二人にとっての時間の流れがあって、二人とまわりとの時間の流れもある。そこを無理に急がせない、マンガとしては最高の演出じゃないでしょうか。BLだからと言ってえ.ろ重視じゃない感じが、それでもキュンキュンな感じが、この物語を唯一無二のいいものにしてくれてる〜と思います。(それはそれとして進展するふたりをみたい気持ちもある、でもこのふたりには急いで欲しくないなあ)
周りの人との葛藤が見えた2巻でした。ふたりの時間を、ふたりと周りの時間を、見守りたいな。