明日、きみのものにして
」のレビュー

明日、きみのものにして

美山薫子

ほんわかかわいいお話でした

ネタバレ
2025年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 別の作品を購入していましが先にこっちを読んでしまいました、初読み作家さんです。
男子高校生らしい、爽やかで素直なかわいらしいお話でした。人見知りで引っ込み思案な由希くんと、モテモテ行動派の隼人くん。人気者の隼人くんの方がまさかの先に一目惚れだったとは!このことに由希くんはいつ気付くんだろう。
思えば1巻の初めてから由希くんにだけは頬を染める隼人がいましたもんね。由希くんも隼人くんにすぐに惹かれて、言葉足りない自分に勇気を振り絞って気持ちを伝えるなんて、ほんと純愛でした。
でもやっぱり若い二人。すぐにいちゃいちゃでしたね。所構わずってところもあって、由希くんチに誰もいないのをいいことに頻繁だったし。好きって気持ちは押さえられないもんですね。
ちょっとしつこい女子がいます。徐々に疎遠になられた段階でその気がないって気付いて欲しい。よっぽど自信あったのかな?でも彼女のことですれ違いが起こる二人が不憫でした。だからこの女子邪魔!(笑)
由希くんのお父さんとの確執は取れたのかな、進学はどうするのかなど、問題が残っているのに残りページが少なくてどーなるんだろう、3巻に続くのかなとはらはらかしましたが、円満解決でよかったです。
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