このレビューはネタバレを含みます▼
ドラマ化前に少し読んだことがあり、完結を迎えていたことで久しぶりに一気読みしました。
私自身に離婚経験があり、自分が拒否する立場だったものの、なんだか涙が止まりませんでした。
相手を追い詰めてしまった自覚が今頃になって湧き上がってしまったのかもしれません。
ヒロイン夫の気持ちが痛いほど分かる私は最低なのかもしれませんが、どうする事も出来なかった…。
二組の夫婦それぞれの気持ちが丁寧すぎるほどに描写されていて、結末の予測はついていましたが丁寧に読みたくなる作品でした。
みちと新名さんの気持ちの方が一般的なんだろうか？
こうなれたらと理想に思うことはあるけれど、陽ちゃんの気持ちが一番しっくりくる私は結婚不適合者かもな。
そんな自分が悲しくて泣けたのかもしれない。
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG