人間の醜さと花の美しさ





2025年4月29日
嫉妬や劣等感、その事を誤魔化しうまく人を愛す事ができない人たちばかり出てきます。
王妃の母としての愛、親友への愛、王妃としての責任。王に愛される事がなかった、寂しさ。
母が死に父や義家族、婚約者やその取り巻きに蔑まれ過ごしてきた18歳の ”何もかも忘れたい”という気持ち。
努力をせずに劣等感に気付かず、訳もなく人を傷つける取り巻きの愚かさ。
愚かだったから、愛に気づかなかった可哀想な王太子。
生真面目な庭師にその息子。花が枯れて種になりまた咲く様に、人間の心も時間と共に移り行く。その先が、最後の最後に少しでも心穏やかに、当たり前の日々を過ごせたら幸せなんじゃないかなと思える作品でした。
王妃の母としての愛、親友への愛、王妃としての責任。王に愛される事がなかった、寂しさ。
母が死に父や義家族、婚約者やその取り巻きに蔑まれ過ごしてきた18歳の ”何もかも忘れたい”という気持ち。
努力をせずに劣等感に気付かず、訳もなく人を傷つける取り巻きの愚かさ。
愚かだったから、愛に気づかなかった可哀想な王太子。
生真面目な庭師にその息子。花が枯れて種になりまた咲く様に、人間の心も時間と共に移り行く。その先が、最後の最後に少しでも心穏やかに、当たり前の日々を過ごせたら幸せなんじゃないかなと思える作品でした。

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mizu さん
(女性/20代) 総レビュー数:3件