シャンピニオンの魔女
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シャンピニオンの魔女

樋口橘

さすが。の一言

ネタバレ
2025年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻は童話のような繊細で柔らかな雰囲気にグッとくるような切なさが残り、一転、二巻からはそこはかとない不気味さがなんとも言えず、さすが、あの学園アリスの作者の方だけあるなと。綺麗なのにゾワゾワするような惹き付けられるような感じ、ほんとに大好きです!クスッと笑えるそのセンスも秀逸!表紙だけ見ると可愛らしくてほんわかファンタジーな感じに見えると思うけど、意外や意外、そんなキラキラしいものではなくシリアス強め(涙腺が……)のファンタジーなので、飽きることなく読めそうです。とはいえ、ずっと暗いわけではないし、わたし的癒し空間も溢れてるしシリアスじゃなくシリアルだったかっていうシーンも多々あるから、読んでいて息が詰まるような閉塞感はない。そしてそして、キノコに対して大いなる可能性を感じる一冊でした。すごいなキノコ!ビックリだわ!!まだ途中までしか読めてないから、これから追いかけます!
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