このレビューはネタバレを含みます▼
これをBL小説として分類してもいいのかな...？という多少の疑問はありますがとにかく主人公のピッケが家族になっていくみんなに愛されるお話です。主人公のピッケは登場してくるみんなに愛されるお兄ちゃんであり師匠に甘える唯一の存在で、師匠とピッケの関係は穏やかでとても尊かったです。
ピッケはひたすらに純粋で優しくてみんなのために自身を多少犠牲にしても周りのために尽くすような優しい子で読んでいて涙ぐましかったです。弟弟子たちはピッケ大好きっ子でずっとピッケにくっついてます。
師匠とピッケは恋愛関係にならなそうだな、と最後まで思っていたのですが終盤でやっと恋愛感情なのかな？という雰囲気になっています。ただ、はっきりとそういった関係になった訳ではなさそうです。
この書き方の通り、そういったシーンはないです。大人向けなBLが読みたい方はあまりおすすめしませんが、とにかくファンタジースローライフのような展開が続くゆるふわBL(？)を読みたい方におすすめしたいです。
続きがあってもおかしくなさそうな終わり方なので少し続編期待してます。
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