末王女の輿入れ~その陰で嵌められ、使い捨てられた王女の影武者の少女が自分の幸せを掴むまで~
」のレビュー

末王女の輿入れ~その陰で嵌められ、使い捨てられた王女の影武者の少女が自分の幸せを掴むまで~

玉木とらこ/まさき

駆け足感はあるけど綺麗にまとまった良作

ネタバレ
2025年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 後半をもう少しゆっくりとストーリーを進めても良かったかなと、多少物足りない感じがしましたが、全3巻で綺麗にまとまっていて面白かったです。
王女もきちんとざまぁされていて、隣国の皇子にはちょっとびっくりしましたが、国のため個人の感情を抜いたら仕方のない事なのかなぁと。皇子のその考えのお陰?で王女がざまぁされてるので。
王女以外嫌な人間がいないので、王女に振り回された人たち(隣国の皇子を除く)が王女の件で後を引くことなく終わっているので読後はスッキリと心温まる感じでした。定期的に読み返す本になりそうです。
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