魔王の愛妻は愛されない
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魔王の愛妻は愛されない

フナツマル./サワダウタコ/Team Sweet Fantasy

絵が美しい

ネタバレ
2025年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで読みました。ここまでは、まだ恋愛要素は薄いですが、期待できます。内容的にも恋愛要素だけでなく、人間と魔族の争いや、種族内での欲望、陰謀など、ヒストリカルな人間ドラマ的な要素も楽しめます。絵も綺麗で好きです。逆にちょっと残念だったのが、エステルの幼馴染のパーシー。もうちょっとイケメンだったら、当て馬としていいポジションになっただろうに。ギルがエステルの父王と会見した時、王が玉座に座っていてギルを見下ろしていました。これでは完全にギルが人間の王の下にいるように見られます。人間の王と魔王は対等な立場であるはずなので、こんな形での会見は侮られるから、ギルのような立場なら受け入れられないはずです。エステルの侍女になったミリィの性悪さに魔王ギルが気がつかないのもおかしいです。罪人が閉じ込められる森に行くように勧めたのはミリィなのに、エステルが救出された後、何のお咎めがないのもおかしいです。
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