このレビューはネタバレを含みます▼
東西4冊→夜叉(敦史編)→今作、の順番です。
東西で大興奮して夜叉で感動の渦に巻き込まれ、もう完全に獣の虜になってしまった今日この頃。さて、今度は洋平かぁとウキウキしながらページをめくってみたら…
今作は主に洋平と廉の会話が主で九堂の出番はほとんどなし。洋平の回想や覚悟、そして2人がお互いをどう思っているのかなど、洋平を身近に感じる獣にあるまじき穏やかなお話となっていますw
敦史編とは違って全対的に明るいのですが、時々挟まれる洋平の暗い過去に胸が締め付けられちゃって。そして廉が何でもない事のように放った言葉には家族以上の絆を感じてグッときました。
読めば廉の右腕は洋平しかいない!と納得。西の層は厚いですね。