ずっと、ずっと好きだった ―再会愛―
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ずっと、ずっと好きだった ―再会愛―

緒莉/上原た壱

甘酸っぱい青春物語

ネタバレ
2025年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思春期にお互いに逃げ出したい環境で共感し合う二人は、惹かれ合うようになる。
あまりにも切なくて甘酸っぱい初恋物語で、一所懸命な二人が可愛くて。
でも、ヒーローの母親からのメールに、ヒーローの将来を思い、駆け落ち場所には行かなかったヒロイン。
実はヒロイン兄がヒーロー母親にバラしたことが原因だった。仕事先で再会した二人。
流されるままに、身体を合わせるも、それは初体験のやり直しだと思うヒロイン。ヒーローは、勝手にヒロインを抱いたことを後悔していて。
しかし、法事によって、15年ぶりに北海道に戻ったヒーローは、法事を抜け出し、偶然同級生と再会し、そこにヒロインも呼ばれる。
駅前で母親や親戚達に遭遇し、ヒロインを連れて逃げ出したヒーロー。懐かしい映画館へと向かう二人。
その後、ヒロインの部屋へ。そして、また流されるままに身体を重ねる二人。ヒーローは両思いに戻ったと思い、幸せな朝を迎えるも、ヒロインはヒーローの携帯にかかってきたヒーロー母親からの連絡で、二人に未来はないと思い、ヒーローを拒絶する。
東京に戻り、縁談を勧められるヒーローはついに、自由にしてほしい、解放されたいと訴える。そこで、ヒーローは母親から真相を聞き、さらには、自由にしてもいいと言われる。そして、ヒロインを迎えに行き、10年前のやり直しのように駆け落ちをする二人。
10年前の目的地に着き、ホテルで愛し合う二人。
ヒーローからプロポーズもあり、共に生きていくことに。そして、ヒロイン兄からの懺悔を聞かされる。
家族に祝福されて、東京でヒーローと共に生きていくことになったヒロイン。ヒーロー母親とも仲良しに。
昼間からイチャイチャラブラブの二人。
長く苦しい10年を過ごした二人だけど、二人にとっては、必要な時間であった。
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