このレビューはネタバレを含みます▼
悪役令嬢が演技派だったw
表情管理や台詞が上手くて、知ってても騙されそうだ。
絵が綺麗でストーリーも分かりやすいし、
キャラの表情が豊かで気持ちがよく伝わってきた。
ちょっと駆け足で描きたいとこだけをピックアップして詰め込んだって感じがしたけど、丁寧に細かく伝わるように描いている気がする。読んでいてモヤらなかった!面白かった!
泣けないけど、ざまぁ要素は十分で大満足した。
モブや正規のヒロインが良い役してたと思う。
ドレスを汚され破かれとか階段から突き落とされそうにとかはまだ、断罪令嬢あるあるだなぁと思ったけど、
愛猫のサツ害まで…
まさか全てが王子のしでかしたことだったとは。
そりゃあ信じて頼りにしてた王子に、自分が大事にしてた大好きな家族(猫)の命を絶たれたと知ったら、絶望するよな。
悲しいし、恐ろしいよ。
因果応報、悪因悪果。
王子や皇妃のエピソードがきちんと書かれている小説だったからこそ対策対処をすることが出来たのだろうな。
それにしても悪役令嬢の記憶を取り戻して?からがトントン拍子で、権力があるとすれども悪役令嬢含め周りの行動力と柔軟性が凄すぎてびっくりした。あっという間に色々と手配出来てよかった。上手くいってよかった。
悪役令嬢とその幼馴染のエピソードがちょっと気になった。
最後の父様の笑顔でこちらもにっこりした!笑