このレビューはネタバレを含みます▼
作者買いさせていただいてます。まめこ先生初の上下巻ということで、まず表紙を語る。
出会いから現在の関係性・温度が伝わる。煌めくシャンパンタワーとルカからの甘い夜の魔法…戸惑う海里がルカを見上げてる上巻。愛されて輝き放つ海里と朝の穏やかな温もり、そして海里を愛おしい眼差しで見つめるルカ…の下巻。
やっぱり愛されて花開く受けって、本当に可愛いよね!
売れないマンガ家とナンバー1ホストの話だけど、それぞれがトラウマのような満たされない傷を持っていて、お互いを知るうちに唯一無二の存在になるという設定ですが…丁寧に登場人物のバックボーンを短い中にも入れ込んでるので、育った環境やら人格形成された経緯やら伝わる。
普通なら交わらないルカと海里を結びつけたマダム京子さん、バブちゃん育てる天才担当者内海さん、嫌がらせするより「マンガ面白くない」という殺傷能力高い必殺技繰り出すナナミ…という、くせ強女性陣も面白い。
ルカと海里の魅力は読んで確かめてください。
メイン2人は、シーモア限定版特典も含めて味わって!
「ルカさんは タトゥーとか ビアスとか 痛みに強いんですね でも全部似合ってて 格好いいです」のセリフが印象的で良かった。海里の人柄・ルカの痛みに変えて強くあろうとしてきたのかなと想いを馳せちゃうところとか短い中にも好き。
カナカナくんの当て馬ぶりが評価分かれるかもしれないけど、断然私は叶翔様推し。当て馬で終わるポテンシャルじゃない!顔の良さだけじゃなくて、編集部にコツコツお手紙出すようなオタク鑑!!DK時代の見目麗しい姿…カラーでください!お願いします。
叶翔様、永久指名!!!
スピンオフ、正座待機で待ってます。