陛下、心の声がうるさすぎます。私へのえっちな妄想はお控えください!?【単行本版】【電子限定ペーパー付】
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陛下、心の声がうるさすぎます。私へのえっちな妄想はお控えください!?【単行本版】【電子限定ペーパー付】

東里桐子/桐原のん/ちろりん

心の声が聞こえる

ネタバレ
2025年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 加護や能力がある世界で、印を持たずに生まれたヒロインは、見下されることにも負けずに、健気に働く頑張り屋です。
この世界では『ハンデ』になり得る無印でも、ちゃんと両親に愛されて育ったこと、また心の声が聞こえる能力を相手のために活かす、心根の優しいヒロインは、姫殿下の目に留まり、侍女としての職も手に入れる機会を得たのもヒロインの人徳だなぁとちゃんと報われている描写に安心して読めました。
城勤めをしている中で、誰にも弱いところを見せない陛下の不眠症に気付き、何とか眠れるようにアドバイスをしたことで、交流が始まり、2人で過ごす時間を作るようになります。2人で過ごす穏やかな時間がとても良いです。
読み終わっている分では、まだタイトルのような声は聞こえないけど…今後そんな妄想しちゃうの!?この陛下が!?と、ちょっと驚き&楽しみです。
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