闘う女の子たちの強さと儚さ

ネタバレ

2025年6月4日

このレビューはネタバレを含みます▼ 何年か前に数冊、そのうち数話読み眠らせて一気に読む贅沢読みをして感無量！
（最終巻で一気買いは面白くても打ち切りになりやすいと聞き反省…）
無人島に流されて怪物と闘う話はありがちですが、お嬢様たち一人一人の背景や闘う事による変化などが丁寧に描かれておりどんどん感情移入出来ます。

どうしても「善い人」が亡くなる事は避けられないし、グロい怪物との闘いで大怪我を負ったりするので苦手な人は居るかもしれませんが。
だんだん分かってくる島の成り立ちや、なぜ怪物が育っているのかという種明かし、草間さんと小井土さんとの関係、朔也の思い・楓子とすずの友情、アンナと笙子様などなど凄く良かったです。
友情や強さ、仲間の繋がりが強くなる一方、恐怖からではあるけど弱い人を生贄的にする狂った人たちも出て来ます。実際にそうなんだろうなぁ🥲

絵柄が見にくいと書かれていたりもしますが、ジャングルの中で怪物と血を流しながらの闘いです。そりゃ、見にくくなるのは仕方ない？！あっさり分かりやすかったら臨場感は無いと思うので目を凝らして見て下さい🌴🦋🐦🦖🌴

最後は多くの犠牲を払いながら、でもハッピーエンドということで良いのかな。
壮大で繊細で凄く面白かったです！
※柔道着トルネードファイヤーアタック…くすくす笑えました

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__ さん

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