真実の愛を手とり足とり教えなさい【単行本版】
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真実の愛を手とり足とり教えなさい【単行本版】

西根羽南/BAON/ありめ蛍

つぎはぎの物語というかんじ

ネタバレ
2025年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単行本1巻を読んだけど、最初の「母は平民で公爵家から追い出され、国王が伯父で王宮で暮らす」からついていけなかった。国王と血縁なのは公爵?王家の血筋の娘を追い出そうと画策する公爵の親戚は何を考えてるのか。追い出すなら平民の母だけでよさそうだけど…。
そして突然現れた精霊の力を使役できるようになったら数年後に王に。聖女とかならまだわかるけど、たった数年で王になれる国ってどうなんだ。それまで王宮で冷遇されて、習い事すらできなくて騎士団に通い詰めていた娘っ子がいきなり王になるのもついていけない。
そこから王政の話になるのかと思うと、いきなり真実の愛がテーマになる展開に。乱世の中の即位でもないのに変わらず剣を持ち、気晴らしに騎士団と魔物討伐に行く王。王配探しをしながら、近衛や側近でもなさそうな幼馴染の騎士へ無茶ぶり。愛の相談役の令嬢もボディタッチを推奨したりと品がない。
ストーリーが筋道立っているのが好きなので、私は合いませんでした。
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