このレビューはネタバレを含みます▼
理想のえちえちシーン(≧∇≦)b
何故なら、この1年で300冊以上のBLを読んできて違和感のあった準備作業がファンタジーではなく実際はこうだよね!だったからです。
特に攻側がパンツ履いたままでS○○する作品の多さったら!何か規制があんの?ってくらい。
受はほぼ裸なのにオマエも脱げよ!と何度思ったことか…。
つい力説してしまいましたが、勿論これだけでは満点評価にしませんよ。
見た目は良いのに真面目で気弱な性格で友達を作れないゲイの源治は生き辛い人生だったと思います。
千紘との数ヶ月間が忘れられないのはスゴく理解出来る!
大学で再会したのに後を追うしかなかったのは、嬉しさと緊張があったからだし、二人だと恥ずかしいセリフを躊躇なく言えるのは長年の想いが溢れるから。それくらい源治の世界には千紘だけだったんだろう。
千紘は元々ゲイじゃないから源治の想いに応えられず恥ずかしいばかりなのに、突き放すこともせず約束守る人の良さが見ていて気持ち良かったです。
千紘の友達も良い人だし、源治をバカにした同級生との対比も良かったです。
全体的に大きな事件は無いけれど、気持ちの変化を流さずにきちんと描かれている所が評価が上がったポイントでした。