このレビューはネタバレを含みます▼
単話の方にはレビューしてましたがこちらにしていなかったので改めて…。(レビュー自体慣れてない)
とにかく最初から最後まで読み応えがあります。ストーリー構成がとてもお上手で巻末の引きもすごいので続きを読まずにはいられなくなると思います。私は2巻読了後に単話へ飛びました。
絵もお綺麗で、心理描写や自然な所作が魅力的です。ただ座っているだけでも凌介様は爆イケなのです。凉晴君との体格差も最強で最高です。
ここからはがっつりネタバレ↓
終始良いのですがとりわけお気に入りのシーンを上げておきます。
1巻◾️夜会でモブが凉晴に興味持った時に笑顔でキレてる凌介様→冷静な凌介の執着が垣間見える
2巻◾️凌介から凉晴への告白→心揺さぶられる。普通ならここで決着のはずだが一筋縄ではいかなかった。◾️料理中の凌介にオロオロする凉晴→自分よりはるかに力のある凌介に危険が及ぶのをあんなに恐れる?過保護すぎて可愛いとか何ごと。
3巻◾️凉晴救出→凌介の手を心配してたけどその後のシーンで怪我はしてなかったので多分あれは返り血ついてただけ。強すぎる。凉晴を心配する凌介も良かった。◾️子凉晴の可愛さが尋常じゃない→表情動作一つ一つが可愛すぎる。なのにどんどん心を閉ざしてしまって、誰にもいわず今まで抱え込んでいたのかと思うと涙。凌介の気を引こうと頑張る凉晴君は全力で保護対象です。◾️「もう大丈夫だよ…全部俺が壊してあげる」→これ以上心強い言葉はありません。よく言った!拍手喝采。
こういう主従ものって最終的に家を出るパターンが多いイメージだったし凌介も家に執着なさそうだったからそうなると思ってたんですけど、予想してたよりずっと壮大な展開でもう絶対王者。下々はひれ伏すほかありません。
現在続編も執筆中とのことですが待ち遠しいですね。2人の兄弟とか、凌介が凉晴に執着するようになった経緯とか、凉晴パパになんて言って認めさせたのかとか、知りたいことは盛り沢山。ぜひ長編で描き尽くしていただきたいです。
大人版が出ていることは最近知り、けっきょく全部買ってしまいました。しかも3巻は限定4P漫画付き!おそらくカバー裏?は通常盤でしか載っていなくておまけはどれも見逃せないので個人的には全部買いをお勧めしますね。
続編待ってる間に各書店のおまけを詰め合わせた小冊子とか、ショート漫画とか供給されたりしないかなー。