瞬きの音
」のレビュー

瞬きの音

押見修造

答え合わせのような作品

ネタバレ
2025年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 血の轍を読んで、衝撃的でこの作品のルーツを知りたくて購入しました。読み終えて色々と合点がいくところもありどんな気持ちでこれを描いたのか想像すると辛かったです。黒で塗りつぶされただけのシーンが不気味で、明確に何が起こったのか分からないけど血の轍での母の奇行が頭に浮かんだ。
作者が親元から離れ普通に恋愛をして友達と過ごせるようになるまで心を取り戻せた事に唯一救われたけど、その後がまた切ない
ページを捲るのも怖いのに、続きを読まずにはいられない作品である
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!