愛さないといわれましても ~元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる~(コミック)
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愛さないといわれましても ~元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる~(コミック)

石野人衣/豆田麦

みんなアビィに夢中♡

ネタバレ
2025年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ アビゲイルという名前の女の子ですが
思わずこちらも「アビィ!」と呼びたくなる可愛さ!
私もみんなもアビィが大好き♡

アビィも夫ジェラルドも、家政婦長タバサ、その夫で家令のイーサン、息子で執事のロドニーも全員素晴らしいキャラクターで、素晴らしい仕事をします。

アビィの表情や性格はアラレちゃんを彷彿とさせ、いざという時に強力な助っ人になり、天然で食べ物に好奇心旺盛でとっても魅力的な女の子です。
元魔王と言っても魔物のような感じで、何かを従えていたような様子ではないものの、元魔王の経験を生かしてアビィなりに旦那様の役に立ちたいという気持ちが嬉しいです!

夫ジェラルドはよくない噂が立っているという情報で押し付けられた嫁アビイに対して冷たく接しますが、ほんとの最初だけです。
タバサファミリーが 主ジェラルドが正しい方向に向くよう助言します。
特に第1巻の23-24頁の執事ロドニーの言葉が何度も読み返すくらい刺さりました。(※試し読みできます)

夫ジェラルドの役に立ちたくて、無理をして魔法を使って倒れてジェラルドが涙を流すところなど、好きなシーンはたくさんあります。作者様はそれも笑いに変えてしまう天才でしたw

アビィの自分より弱いものに何を言われても気にしない(本当に気にしてない!!!それよりも目の前にある美味しいもの…)が物凄く心強くて格好良くて、今自分が人間関係で悩んで仕事転職しようか物凄く悩んでいる時期だったのですごく心に刺さりました。
アビィありがとーーーー!!!と叫びたい!!!

全体を通して
嫁ぐ前に義理の家族に余りにも酷い生活を強いられていたが故、
育たなかった自分の感情や相手の気持ちや相手を思いやる心など、夫ジェラルドを筆頭に周りの人たちみんなで育んて行くところがこの作品の魅力の一つに感じました。

アビィの言うことに絶対的な信頼をして動いてくれるジェラルド。
アビィの故郷に行ったとき、あまりの酷さに涙を流し怒ってくれ復讐してくれるジェラルド。
アビィの為なら行列のできるスイーツ屋さんにも慣れるくらい並んでくれるジェラルド。
アビィからの贈り物を、嬉しさのあまり涙をにじませるジェラルド・・・

ジェラルドの愛が深い!!!(大声)

キャラクターの表情やコマの使い方などどストライクでした!
次巻が楽しみでなりません!!
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